震災と自粛について
3月11日に発生した、「東日本大震災」において、発生直後はさまざまなものが自粛による中止が相次いだ。
これは、多分日本独自のことなのかもしれない。
日本は単一民族で、いわゆる「和」の精神があるため、災害に遭われて大切な人や財産を失ったり、大変な思い
をしている人がいたりする中で、自分だけがいい思いをしてはいけない、という精神が働くからではないか。
それ以外に、当時は余震が相次いでいたため、安全上の問題とか、燃料や品物の不足が要因とか、イベントが開
催できない理由もあったのも事実だ。
だけど、余震も減り、品不足が解消されつつあった4月ごろになっても自粛をしていることが多いのにはきになった。
某著名人が「花見はするな」とかいう発言があったのを覚えている人もいるだろう。
けど、自粛イコール経済活動の低迷につながる。何もかにも中止・延期・自粛ではなく、このときばかりこそ、イベン
トを行い、売り上げの一部を義援金に回すという方法もあったはずだ。
以前エッセーに書いた、男性ストリップ興行も、震災直後の3月下旬に都内で興行する予定であった。
震災を受け、主催者側は中止も検討したと言う。けれど、一転開催を行い、ギャラを差し引いた売り上げの全てを義
援金に回したという。
確かに、非常事態の時にこのようなイベントは不謹慎かもしれないし、抗議もあったであろう。けれどそれをあえて
振り切って開催したと言うことは、賛否が分かれるであろう。
個人的には、一つの経済活動としては悪くはなかったと思う。
夏ごろには多くのイベントが縮小されながらも開催されたと言うのは、経済活動の落ち込みによる懸念を考えた結
果であろう。
また、被災地の物産を買うことで、被災地に少しでも利益が回るようになり、ひいては復興に手助けにもつながる。
また、被災地である東北に旅行に行く運動も盛んに行われている。
これも一時期賛否があった。言うまでもなく、被災者に対する配慮や復興作業の妨げになるのではないかと言う懸
念である。
けれど、観光産業が出来るということは、それだけ観光客が地元にお金を落とすことになるので、地域経済も活性化
される。
風評被害は今でも根強く残るが、こんなときこそ、東北に観光に行って、地域経済をわずかながらでも活性化させる
ことは良いことだと思う。
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