
お手軽和物25題
このお題は「ELZ」(閉鎖)よりお借りしました。
基本的に短編作品が中心です。内容は昭和30年代を舞台にした作品が中心ですが、現代を舞台にした小説もあります。
基本的に短編作品が中心です。内容は昭和30年代を舞台にした作品が中心ですが、現代を舞台にした小説もあります。
お 題 | タ イ ト ル | 時代背景 | 作 品 内 容 |
1、夜桜 | 夜桜会 | 昭和30年代 | どの会社にも一人くらいはいる宴会好きな人。彼が会社主催で花見を開いた。けど彼は酒癖が悪く・・・ |
2、鳥居 | 初詣 | 昭和30年代 | かつてはどの町にもあった寺社での初詣風景。素朴だが人のふれあいが沢山会った。 |
3、金魚 | 金魚の別荘 | 現代 | 繁殖場で生まれた金魚。やがてデパートで売りに出され、とある人に買っていかれる・・・ |
4、梅の花 | 桜の木のある家 | 昭和30年代 | 家の桜を楽しみにした少女が突然重い病に倒れた。 桜が咲く頃には入院しなければならない |
5、せんこう花火 | 引越し | 昭和30年代 | 家の事情で引っ越した一家。けど長男だけは不満だった。それは家から花火大会が見れなくなったからだ。 |
6、ゲタ | 切れた鼻緒 | 昭和30年代 | 昔はどんな物も捨てずに大切に修繕していた。物を大事にする一家を舞台にしたほほえましいお話。 |
7、風鈴 | 謎の風鈴 | 昭和30年代 | 大学生カップルが借りた格安のアパートには風は吹いても決して鳴らない謎の風鈴が・・・オカルトチックな作品。 |
8、ホタル | ホタルが飛び交う家 | 昭和30年代 | ホタルが普通に見られた昭和30年代。主人公の家の裏が川原なので縁側で毎年ホタルの姿が鑑賞できた・・・ |
9、扇子 | 落語家 | 昭和30年代 | 厳格だが落語が好きな父親。その息子も落語が好きになり、ある日父と2人で寄席に行くことになった・・・ |
10、簾 | すだれの独り言 | 昭和30年代 | かつては夏の必需品だったすだれ。長い間使われてなかったが、ある日再び物置から出された・・・ |
11、ぼたん雪 | 大雪と老人 | 昭和30年代 | 大雪の日、老人が歩行中転倒し怪我をした。近所の人がその老人を無償で看護をした・・・人情味溢れる話。 |
12、古都 | 古都の寺院の次男坊 | 現代 | 全く性格が違う、寺に住む兄弟。兄は住職である父の跡を継ぎ、弟は寺の暮らしが嫌で東京に出て行く。 |
13、ススキ野原 | 学区外 | 昭和30年代 | 喧嘩が絶えない家の子供が突然家出をした。 学区外に一人で行って両親を困らせようと・・・ |
14、着物 | 母の形見の着物 | 昭和30年代 | 幸せだった一家の暮らしが父の失業で生活が苦しくなり母の形見だった着物も泣く泣く質屋に入れてしまう・・・。 |
15、花言葉 | 名前と花言葉 | 現代 | ある園芸農家では生まれた子供に花にちなんだ名前を 命名している。名前にまつわるちょっといい話。 |
16、リンゴ飴 | 点検巡回 | 現代 | 設備点検の巡回をしていたら、たまたま近所で祭りが行なっていた。そこには屋台も沢山出ていた。 |
17、金箔 | 不思議な万華鏡 | 昭和30年代 | 駅前の露店で「未来を映す万華鏡」を買った女子高生が起こすさまざまな不思議な出来事を描いたSF的物語。 |
18、舞 | 獅子舞 | 昭和30年代 | 以前は正月になるとどの家庭にも獅子舞が来て一年の無病息災を祈願していた。ほのぼのとしたお話。 |
19、お茶 | お茶くみ名人 | 昭和30年代 | 普通のOLである彼女が社員に茶を淹れると必ず茶柱が立ち、それを飲むと必ず業績が上がるのである・・・。 |
20、雪兎 | おばあちゃんと縁側 | 昭和30年代 | 雪が降った次の日。おばあちゃんは孫達に、自分が小さいときに作った雪兎を作って見せる。 |
21、宵 | 宵の刻の出会い | 昭和30年代 | 脱サラした主人公が、夕方頃になると不思議に懐かしい友人に出会うようになる・・・。 |
22、ダンゴ | お地蔵様のお供え物 | 昭和30年代 | 突然病に倒れた父。その父を助けようとする息子。 ある日道端でお地蔵様に供えてあったダンゴを見つける。 |
23、寒椿 | 寒椿の家のおばあちゃん | 現代 | 新聞の集金のときに客と世間話をすることが好きな主人公。購読者のおばあさんとのふれあいを描いている。 |
24、寿司 | 父親 | 昭和30年代 | 普段は仕事でなかなか合えない父親。彼の子供は時々父が寿司を買って帰るのが楽しみだった。 |
25、祭 | 源さんの祭囃子 | 現代 | 中規模の住宅団地で親睦を深めるために始めた「団地祭り」に情熱をかける団地会長の物語。 |